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☆ 淡路サマークリニック

 平成15年8月10日〜12日、
 例年どおり、大阪サッカー協会主催の淡路サマークリニックに参加しました。
 昨年もHPで紹介しましたが、今年の様子も紹介しておきます。

 今年の課題は、「シュート!」
 そして、後半は、他チームとの混成で8人制の大会を取り入れて、
 ポジション、戦術等も子ども達に任せ、
 「友だちをつくり、子ども達の自主性を養う!」ということでした。

 私自身としては、当初、「もっと技術的な練習を見たいな!」という思いでしたが、
 終わってみると、「少年サッカー指導の原点」を再確認できたような気がして、
 満足して帰ってきました。

 詳細は、次のとおりです。 
 

 


 4年生は、
 10名の参加ということで
 少し寂しかったですが、
 全員、初めての参加ということで、
 緊張感が伝わってきました。
 「団体生活は、大丈夫かな?」と
 すごく心配して様子を見ていましたが、
 5・6年生の気配りもあり、
 全員が、問題なく3日間を
 送ってくれました。
 この経験を、来年、生かしてくれれば、
 と、良き伝統の継承に期待しています。


 

 5年生は、
 21名の参加、ほとんどが2年目、
 ということで、要領良く
 楽しんでいました。
 特に、セントラルの6年生と、
 練習でも、生活面でも、
 対等に接してもらって、
 仲良くしていたのが
 印象に残りました。
 比較的、内向的な子どもも
 何の問題もなく生活を楽しく
 送っているようでした。


 

 6年生は、
 3年目の参加という子どももいて、
 生活面では、我が家?のように
 くつろいでいました。
 今年が最後ということで、
 特に、練習を頑張っていたように
 思います。
 8人制の大会では、
 ほぼ全員が違ったチームで、
 それぞれの個性を生かして、
 頑張っていました。


 

《出発》
 いつもながら、
 出発は、”元気”です。
 保護者の方の見送りの後、
 すぐに、
 「ルールや時間を守ろう!」
 そして、「3日間楽しもう!」
 とだけ伝えました。

 そして、話し声が少しおさまった頃、
 「ドラえもん」のビデオを、
 みんな静かに見てました。
 私は、その間寝てました。

 写真は、
 「バスの中では立たない!」と注意した
 すぐ、後の様子です。


 

 
《トイレ休憩》
 太子町JSCは、
 総勢44名(子ども38名、役員3名、サブコーチとしてOB高校生2名、
 そして私(代表は、協会役員として先に現地入り))と大所帯だったので、
 太子町”役場”前から出発でしたが、他の2台は、大阪城公園からの出発で、
 この”淡路のICで合流となりました。
 当日、盆前半の渋滞で、大阪城公園出発組の到着が遅れたことで、
 我々は、40分程度、待つことになりました。
 とはいえ、ICは、車が多く、子ども達の事故が心配で、”自由時間”なんて訳にもいかず、
 この写真撮影を団体で行うことで、時間を潰しました。

 

《到着そして練習》
 現地には、予定どおり到着しました。
 そして、バイキング方式の昼食の後
 グランドでの練習がありました。
 練習前、1時間以上も前から、
 我がチームの子ども達は、
 グランドでボールを蹴っていました。
 元気なのは、いいのですが、
 この日のギブアップが
 我がチームが多かったのも事実です。

 


 この日は、5グループに別れて、
 ウォーミングアップから
 シュートを課題とした
 練習メニューにそった練習を
 しました。
 私自身が
 シュート課題を与えることが
 多いこともあり、
 いつもの練習と似てましたが、
 メンバーが違う、コーチが違う、
 ということで、子ども達には、
 新鮮だったようです。


 

《ゆうべの集い》
 練習終了、そして入浴、その後・・
 毎年、恒例となったこの集いも、
 年々、地味になってきています。
 写真のとおり、
 入寮のあいさつを、
 我がチームのキャプテンが
 しましたが、
 去年まであった有志による
 スタント等は、
 今年はありませんでした。
 

 

《ルール講習会》
 1級審判員のコーチによる
 クイズ形式のルール講習会
 みんな真剣でした。
 おそらく、全部は、
 覚えていないと思いますが、
 たとえ、ひとつでも覚えて
 くれていればいいのにな!
 なんて考えながら、
 子ども達の、真剣な姿勢を
 見ていました。


 

《2日目練習》
 この日は、午前中は、
 昨日同様、シュート課題の練習
 そして、
 その日の午後と3日目は、
 8人制大会が開催されました。
 他のチームの子ども達と
 仲良くプレーし、
 休憩し、会話しているのが
 印象に残りました。
 (点を取るため・・・、
  試合に勝つための会話も
  多く聞けましたよ!)
 特に3日目は、小雨の中、
 みんな、必死かつ楽しく、
 ゲームをしていました。


 

《給水タイム》
 2日目は、暑かったです。
 でも、協会で用意してくださる
 ドリンクのお陰で、
 例年、充分な給水を、
 取りながら、練習をしています。

 そして、
 写真では、アイスを食べています。
 練習の合間のこのアイス
 子ども達は、
 本当においしそうに
 食べていました。
 ということで、
 思わず、シャッター切りました。


 

《2日目講習会》
 この日の夜の講習会は、
 「FIFAアナルシス」という
 日本代表のワールドカップでの
 戦いを分析したビデオ上映
 がありました。

 見ている子ども達の様子ですが、
 我がチームの子ども達は、
 残念ながら寝ている子供が
 多かったです。
 他のチームの子ども達は、
 目をギラギラ輝かせて、
 ビデオを見ていたのが
 印象に残っています。


 

《大部屋》
 今年の部屋割りですが、
 我がチームの子ども達は、
 70人部屋に他のチームの
 子ども達との同部屋でした。
 下の学年の面倒を見る。
 という点では、良かったのですが、
 いつも、静かなところで
 寝ているせいか、
 特に1日目は、
 遅くまで眠れない子ども達が
 いたことが、残念でした。
 ”どこでも眠れる。”といった
 ずぶとさ欲しいですね!


 

《帰宅》
 さすがに、帰路のバスは、
 静かでした。
 みんな(私も含め)疲れて、
 眠っていたようでした。

 バス酔いする子もなく、
 みんなが無事に太子町に
 帰ってこれたことが、
 当たり前ながら、
 私自身、一番うれしかったです。


 



《その他の写真》

     


     


     


     

《番外編1》
 付き添いありがとうございました。
 大部屋で一緒に寝てもらい、
 疲れたと思います。
 子ども達にとって、この2人の、
 お兄さんコーチの存在は、
 本当に頼もしかったと思います。
 今後のクラブのことを
 考えても、彼らのような、
 お兄さんコーチは、
 本当にありがたいです。

 参考に、彼らは25期生です。


 

《番外編2》
 同じく、
 付き添いありがとうございます。
 写真載せたこと、問題ないですか?
 ”もっと、はっきりした写真を!”
 と言う場合は、連絡ください。
 というのは、冗談で・・・
 「仕事はありません。
  ゆっくりしておいて下さい。」
 といいながら、
 体調の悪い子どもの世話。
 協会のお茶等の準備手伝い
 ありがとうございました。

 それ以上に、
 私の話し相手をすることが
 一番疲れたでしょうね!


 

《最後に》
 ここまで、読んでくださっている方、少ないでしょうね。「ありがとうございます。」
 このクリニックについては、子ども達にとって、すごく、良い経験になっていると思います。
 サッカー技術、サッカーでの向上心・・・、などはいうまでもありませんが、
 サッカー以外の生活面での経験について、追加しておきます。

 付き添いの役員に方にも、
 「できるだけ、子ども達にまかせてください。」
 「サポートは、最小限でお願いします。」と例年お願いするのですが、
 そんな中で、いろいろな発見があります。
 子ども達の、「がんばり」「やさしさ」「おもいやり」・・・・
 日頃の生活では、あまり経験しない、子ども達自身で行う「時間管理」「準備」・・・・・

 私の口癖となっている「サッカー以前の問題!」、
 そんな勉強がサッカーと同時にできる経験だと思います。

 最終日、バスから降りる時に、子ども達全員に「来年どうする。」と聞いてみました。
 4・5年生の9割以上が「来年も行く!」という回答でした。
 普段の生活では、保護者の方々にしてもらっていることでも、
 このクリニックでは、子ども達が自分でしなければいけないといった
 かなりのプレッシャーもあったと思います。
 でも、そんな経験をしているのに、「来年も行きたい!」という回答を聞いて、
 やっぱり、みんなサッカーが好きで、友だちが好きで、・・・
 ということでしょうね。

 と、感じた淡路サマークリニックでした。


 


Matsui-xx
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